■自傷行為をとめるには
自傷行為とは、その名前の通り、自分で自分の身体を意識的に、もしくは無意識に傷つける行為の事です。
日本では一番多いとされている自傷行為はリストカットと呼ばれる手首の自傷行為症候群です。
原因は様々で、その人の生い立ちや抱えているトラウマ、家庭環境等様々な事が挙げられますが、本当に手首の動脈を切り出血多量で死のうとする自殺行為と異なり、死ぬために行うのではなく何かの苦しみから逃れたいという気持ちの表れであったり、そういう行為をすることで誰かに自分の苦しみに気が付いて欲しいという心の血を吐くような思いの表れである事がほとんどです。
ですから、根本的な問題が解決しない限り自傷行為をする事に依存してしまい、何度もくりかえしリストカットの痕が何本も残っている人も多いのです。
日本における自傷行為は1970年代くらいから問題視されるようになり、2000年を迎えるころには急激に増加したようです。
インターネットの普及により、自傷行為をする人同志が仲間意識を持つたり、共感を覚えて自分も行ってしまう等の伝染性も問題視されています。
自傷行為は深い精神的な問題を抱えている場合がほとんどなので、身内が発見された場合は叱る、怒るという対処ではなく理解をしめし、自傷行為から卒業できるように導いてあげることが必要です。